文学少女

いよいよ大詰めですなー。
みんながみんな病んでて憂鬱な5月には最適だわー。
愛憎にまみれた三角関係、すかさずニーナとハーディンとカミュを思い出しました。
まるっきり一緒。そしてやっぱりジュリエットは壊れる…。
でもでも、ななせには壊れて欲しくない！
けど先輩には幸せになって欲しい！
つか心葉腹くくれ！

今回影も無かった麻貴も次で何かやってくれると思っています。
流人が切れてるだけに、尚更。

しかし潰瘍持ちとしては、心葉の胃が痛くなる度に同調するというか、
リアルにキリキリ感が分かるというか、既に胃痛の状態で読書中というか、
かなりしんどいですはい。

太陽の塔

森見登美彦氏。
http://d.hatena.ne.jp/Tomio/
おもしろいなぁ！こういうの読みたかったよ！という感じ。
文学のかほりと男臭さ満点の話。
「夜は短し～」も読みたいんですけど、文庫落ちマチ。
カバー絵は変えないで欲しいが…無理だよねぇ。

夜ぴく

夜のピクニック。
出た時からコレは好きな恩田陸だ！と思っていたのですが、ようやく読めました。
なんだか直近に読んだ「真昼～」と同じモチーフ。
というかまるかぶり？
勿論別作品なので違う内容、というかテーマですが…。
良く考えてみれば「黒と茶の幻想」も同じ系統かな。
どれも私の好きな作品です。
なので大歓迎！好きな話を何度も味わえるわけなので…。

いいなぁ、青春。

葉桜の季節に君を想うということ

文庫落ちしたので読みました。
久し振りに！やられた感を味わいました！
良かったです。とても。
詳しく書くとネタバレになるので簡単な感想ですが。

まひるの月を追いかけて

恩田陸。
奈良。
同年代で旅。

買いですね。というか文庫になって初めて知ったのですが。
私の好きなもの直球過ぎて、読むのがもったいないくらい。
黒と茶の幻想もそうだけど、旅しながらメンバーの中にある「何か｣を探りつつ、
時に目の前の旅に夢中になり、ふと振り返って過去を懐かしむ…という感じが
大好きです。
そして最後に「何か」によって均衡は崩れ、、、で終わっちゃうこともままあるのですがｗ
奈良の風景（と空気）が描写されるたびに行きたくなります。

奈良への旅には是非携行してください！

まひるの月を追いかけて
http://rokusayo.milkcafe.to/