イタリア3（バチカン・ローマ）

★４日目
バチカン！！
サンタンジェロ城
迷う
駅でサンド


ホテルの朝食はさして期待していないのですが、
ここでもやっぱりパンとハムとチーズがうまかった！それに玉子もあったし。
あれだけでもまた食べたい。。何チーズっていうんだろ。

天候次第でコロッセオとどっちに行くか決めようと思っていたところ、
小雨。うーん、バチカンへGO！（後に間違いであったと知る）

地下鉄で最寄駅へ（オッタヴィアーノだったか？）。ローマの地下鉄は危険、と色々聞いていたので若干びびりながらも、
ローマパス使いたいし…ということで突入。
ラッシュ時をずれたせいか、混雑は避けられました（近づいてきたら分かる程度）。
でも乗客全てスリ集団との認識で乗り込んだけど！
というかホーム暗すぎ！落書き多すぎ！
美術館側から入場。駅からちょっと迷いながら徒歩10分でしょうか…。
普段は行列もあるらしいが、オフシーズンのこの今、すんなり入れました。
っていうかゲートの係員が待ってる状態。

例によってパンフレットも無いので、とりあえず彫刻の間→エジプトの間へ。
その数と大きさに圧倒されながらも、ちょっと最後のほうではお腹いっぱいに…。
やっぱり説明とかあったほうがいいね、ということで音声ガイド（日本語版、7ユーロ）を借りる。
よく分からないままに「さっき行っていない方向」へ進むと、展示準備中みたいな部屋に出た。
ここで練習とばかりに音声ガイドをいくつか聞く。
そうしていると階下から呼ぶ声が…。

なんか「東洋館」みたいな所の職員ズが手招きしている…。
なんとなく行ってみると暇だったのか、大歓迎。
色々日本語ネタ披露してくれました。楽しかったけどちょっと時間ロスしすぎだわー。

この後、やっとメインである絵画館→ピナコテカなどをたどり、システィーナ礼拝堂へ。
まったく、すごい。首が痛くなるけど、それを通り越して圧倒されます。
隅から隅までじっくり見られました。これもオフシーズンの良さ。



これまた順路と逆で、一旦戻りラファエロの間へ。
一部工事中なのが残念ですが、これも素晴らしい。ラファエロ好きとしては至福のひと時。
椅子も設置されていて存分に見ることができます。

一通り美術館を見終わったところで、大聖堂の方へ回り、バチカンの大きさを改めて実感。
すごすぎる！
最後に併設の郵便局から友人に絵葉書を送る。帰国後数日で着いた模様。
外に出た頃にはすっかり日も落ちて、夜景がきれいです。



お土産のロザリオを門前のお店で買ったのち、流れでサンタンジェロ城（Castel Sant'Angelo）へ。

閉まる１時間前に入ったものの、人気も無く、石造りの古城であり、とってもさびしい！
小雨も降っていて寒いし、正直一人だったら絶対行かないところです。
中の構造は複雑で、同じところを行ったり来たり、上がったり下ったり。
でもここまで内部に入れるのは嬉しい。細ーい通路とか階段とか、「ちゃんと外に出られますよねぇ？」とちょっと怖いですが。
一部を利用してオサレ展示とかやってました。画廊でもあるようです。


屋上からの眺めはとってもいいです。

実は、ここはちょっと駅から離れているところなので、帰路に悩むところ。
後先考えないで橋を渡って、明るいほうへ行ってしまったら駅と逆方向だったのである。
仕方なく近くのバスターミナルまで移動し、適当なMRTの駅へ行くものへ乗ってみることに。
停車中のバスも電気が消えてて運転手もチャラいし、本当に大丈夫か？と
とっても！不安ではあるがとにかく移動しなくては、なので乗車。
幸いにもローマパスを持っているので料金等は気にしなくて良い。
海外のバスの常で、アナウンスなどは無いので車窓と通り過ぎるバス停の文字を見ながら
降りるタイミングを計る。ある所で「ここじゃね？」「ぽいね」と急ぎ降りたものの。
ここはどこ？？
暗闇の中で地図を確認し、ちょっと歩いたところに駅がありそうなんで、これまた暗い道を行く。
本当に合っているのか？どきどき緊張しながら5、6分歩くと「M」印発見。
漂流中にやっと島を見つけた！位の喜び。
駅らしき建物に向かい、エスカレーターでホームへ。この駅自体もヤバげな空気プンプンでしたが、なーんか違うよね…と違和感を感じていると「FS」のロゴ発見！
うわぁ、地下鉄じゃなくて国鉄でしたー。
よく見たら国鉄の駅の裏に地下鉄の駅もありました。分かりにくいっていう。
やっとのことで地下鉄に乗ることができ、なんとか無事にテルミニ駅へ戻ることができました。
本当に何も無くてよかった！疲れきって、食事は駅構内の創作アジア飯屋カフェ？にて。
ここでも私はクロワッサンサンド。外れない。